世界屈指の技術で作り上げる「A BATHING APE®︎」のデニムコレクション
「A BATHING APE®︎(ア ベイシング エイプ)」が1993年のブランド創業以来、主力アイテムのひとつとしてこだわり続けてきたデニムコレクション。
世界屈指の技術力を誇る日本のファクトリーで、BAPE®︎のデニムコレクションは生産されています。
プロダクトの軸となる縫製を手掛けるのは、設立27年目を迎えた岡山県新見市のソーイングセンター。
デニム縫製の発祥の地といわれる岡山県井原市をルーツに持つこのファクトリーは、分業生産が多い業界に関わらず、一貫生産にこだわることで、クオリティーの高さと安定した納期を実現。経験豊富な熟練の職人たちの技術は、“世界の新見”として知られます。
“縫製はステッチに始まり、ステッチに終わる”というほど、ステッチに良し悪しが現れる。
職人は、ミシンが自分の体とひとつになるぐらい練習を重ね、経験もあります。同じ生地を使って、同じ糸、同じパターンで作っても職人の感性で差が出ます。だからこそ、一貫生産にこだわり、安定した高品質なモノづくりを可能にしています。
▲縫えるようになるまで5年はかかるという「巻縫い」。
▲立体的で美しいステッチ。
▲生地の厚さによってミシンを変え、それを支える優秀な機械保全技能士も存在します。
ユーズド加工のパイオニアによる仕上げ
縫製した製品に加工を施すのは、仙台市からほど近い、宮城県大崎市に構える工場。かつてデニムパンツには、ワンウォッシュ、ブリーチによる色落ちぐらいしか加工は存在しなかったといいます。
大手デニムメーカーの製品を手がけてきたこの工場は、2001年に世界で初めて、デニムのユーズド加工を手掛け、瞬く間に世界中でデニムの新しい表現方法が拡大していったのです。
▲そんな“ユーズド加工発祥の地”で、BAPE®︎のデニムコレクションに息が吹き込まれます。世界トップクラスの加工のポイントは、シェービング(デニムを削る作業)。
▲シェービングしたデニムを洗いにかける作業。
職人の経験とセンスが最も試されるその技術は、20年以上の経験を持つ熟練の職人たちが、それぞれの生地の柔らかさや硬さを見て判断し、削り方を変えています。決して合理的に考えず、時間をかけて、お客様が望んだ商品に仕上げます。
▲デニムジャケットの縫製で、最も難しいとされる襟周りも立体的に仕上げています。
「縫製」「加工」と、日本が誇る、それぞれの第一人者らによって生まれた、BAPE®︎のデニムコレクションは、A BATHING APE®正規取り扱い店舗およびBAPE.COMにて2024年5月18日(土)に発売します。